Advertisement

日本対外純資産、34年ぶりに世界首位陥落 ドイツに抜かれる

日本が長年維持してきた「世界最大の対外純資産国」の座がついに揺らぎました。財務省が発表した最新データによると、2024年末時点における日本の対外純資産は前年比13%増の533兆500億円と過去最高を記録したものの、ドイツ(569兆円超)にその座を明け渡す結果となりました。これにより、日本は33年間保持していた世界一の座から陥落し、1989年以来34年ぶりの2位転落という事態に直面しています。 今回の数値上昇には二つの要因が影響しています。一つは円安傾向により、海外資産を円建てで換算した際の評価額が膨らんだこと。もう一つは国内企業による積極的な海外投資拡大です。特に自動車メーカーや半導体関連企業による北米・欧州地域への大型投資プロジェクトが相次いだことが背景にあるとみられています。 国際比較では、経常赤字が続くアメリカ(純債務4109兆円超)との差がいっそう鮮明になる一方で、EU経済圏の中核を担うドイツとの競争激化が見て取れます。専門家からは「日本の経済構造転換期を示す象徴的な出来事」とする分析も出始めています。 今後の焦点は、「量」から「質」への転換を図れるかどうかにかかっていると言えそうです。

日本の対外純資産 34年ぶりに世界2位転落

watch 広告を見る
さらにロックを解除

Advertisement

Advertisement